Fukusuke Coffee

三浦のルワンダ産地訪問記|Day1-はじめてのルワンダ到着!

こんにちは!FUKUSUKE COFFEE代表の三浦です!

僕は2026年5月、ルワンダへ向かいました。FUKUSUKE COFFEEとしても初の産地訪問です。

毎年扱わせていただいているあのコーヒーが、どんな場所で、どんな人の手から生まれているのか。細かにレポートとして皆さんと共有できればと思います。

書いてみるととても長くなったので、何編かに分けての配信になります。続編もお楽しみに!


ルワンダと、私たちのこと

ルワンダとのご縁が始まったのは、2023年ごろのこと。名古屋のShrub coffeeさんから、生豆のお話をいただいたのがきっかけでした。

Shrub coffeeさんは、ルワンダのDAVID & FAMILY社(ブランド名はHuye Mountain Coffee)と直接やりとりをして、生豆を買い付けています。

FUKUSUKE COFFEEでは、そのShrub coffeeさんを通して、2023年から毎年、この豆を扱わせていただいてきました。

代表のDavid Rubanzangaboさんは、ルワンダのスペシャルティコーヒーを切り拓いてきた、パイオニアのような方。「A Film About Coffee」という映像作品にも出演された、ルワンダで初めて本格的なスペシャルティコーヒーづくりに携わった一人なんです。

Davidさんに初めてお会いしたのは、2024年の春でした。

2024年。デイビッドさんとShrub coffeeにて

少しシャイで、紳士的な佇まいの方。「この品質と味わいは、この人だからなんだ」と、そう感じたことを今でも覚えています。

それからご縁は、もう一歩深まります。

Shrub coffeeの野村さんたちが立ち上げたNPO法人「コーヒー生産地と協働する会」に、私たちも参加させていただくようになりました。ルワンダ南部のフイエ郡で、土づくりから生産者を支えていく活動です。

『コーヒー生産地と協働する会』代表の古賀さん

FUKUSUKE COFFEEとしても、2年間、その堆肥を支える支援を、ささやかながら続けてきました。

だからこそ、自分の目で見なければ。その思いが、今回の旅につながっています。


千の丘の国に、降り立つ

ルワンダは、東アフリカの内陸にある小さな国です。四国の1.5倍ほどの国土に、およそ1,400万人が暮らしています。

「千の丘の国」と呼ばれるとおり、どこまでも丘が連なる景色が広がります。

飛行機の窓から見えたのは、酸化鉄を含んだ、赤い大地でした。

飛行機から撮った写真。酸化鉄由来の赤い土が特徴的です。

標高1,500mから2,000mの高原にあるので、一年を通して、日本の春や秋のように涼しいんです。じめっとした湿気も少なくて、とても過ごしやすい。暑い日本へ帰るのが、少し惜しくなるほどでした。

実は私にとって、これが初めての海外の産地への出張でした。日本の徳之島では農園を訪ねたことがありましたが、海を越えるのは、はじめての経験です。


街がきれいで、おどろいた

首都キガリに着いて、まずおどろいたのは、街のきれいさと、治安のよさでした。

道に、ゴミがひとつも落ちていないんです。

首都キガリの国際空港。写真からも清掃の行き届いた綺麗な街であることが伝わると思います。

ルワンダには「ウムガンダ」と呼ばれる、地域の清掃活動があります。毎月最終土曜日の午前中、大統領から市民まで、みんなで道路や街をきれいにするのだそうです。

治安も、アフリカのなかでは指折りのよさだといわれています。もちろん油断は禁物ですが、街を歩いていると、その安心感が確かに伝わってきました。

そして、すれちがう人たちが、とてもおしゃれで。

色とりどりの服をまとった女性、ジャケットを着こなした男性。日本よりも華やかな装いに、なんだか元気をもらいました。


ことばを失った、ジェノサイド記念館

キガリから、農園のあるフイエまでは、車で3時間ほどかかります。

出発する前に、私たちはキガリのジェノサイド記念館を訪れました。

ルワンダでは、今から30年あまり前、1994年に、悲惨なジェノサイドが起きました。たった30年ほど前の、現実の出来事です。

30代より上の世代の多くが、その経験者だといいます。

これから訪ねる農園で出会う方々もまた、あの時代を生き抜いてきた人たちなのだと知り、しばらくことばが出ませんでした。

ルワンダは、その出来事を乗り越えて、「アフリカの奇跡」と呼ばれるほどの発展と、今の治安のよさを築いてきました。

コーヒーに関わる人だけでなく、すべての人が知っておくべきこと。そして、戦争だけは、絶対にあってはならない。

日本で暮らしていると、つい遠い世界のことに思えてしまいます。けれど、この場所に立って、その思いを強く胸に刻みました。


ルワンダで飲んだ、最初の一杯

記念館をあとにして、フイエへ向かう長い道のり。途中で、一軒のカフェに立ち寄りました。

ルワンダに着いて、最初の一杯です。

おしゃれな店内でいただいたカフェラテは、とてもおいしくて。おつまみに頼んだサモサ(いもやお肉を包んで揚げた、スパイスの効いたパイ)も、ほっとする味でした。

メニューには「アフリカンコーヒー」という飲みものもありました。

生姜の入ったコーヒーで、生姜好きの私には、これがたまらない一杯で。滞在中はこの「アフリカンコーヒー」と、生姜と砂糖を加えたミルクティー「アフリカンティー」ばかり飲んでいました。いつかお店でも、アレンジドリンクとしてご紹介できたらと思っています。

こうして私たちが楽しませていただいたカフェとコーヒーですが、ルワンダの多くの方にとっては高級品。

ルワンダでは、コーヒーがあまり国内で飲まれていないんです。

生産量の、なんと95%ほどが輸出用。農家の方々が、自分たちのつくったコーヒーを口にすることは、ほとんどないそうです。

カフェの一杯は、日本円で450円から500円ほど。人によっては数日分のお給料にあたることもあるそうです。カフェの文化は、都市部の若者や観光客を通じて発展しつつあるとのこと。
貧富の差が激しく、貧しい農村部の方はなかなか口にすることがないそうです。

同じ一杯のコーヒーでも、立つ場所が変わると、こんなにも意味が変わってくる。最初の1日だけでも、情報だけを知っていることと、実体験として感じることでは、大きく違うことだと感じました。


Day 2は、いよいよ農園へ

その夜は、フイエのホテルに泊まりました。

夕食は、近くの中華料理店へ。餃子に生姜がきいていて、ルワンダの食卓に生姜が根づいていることを、ここでも感じます。

国民的なビール「Primus」も、すっきりとした飲み口でした。

明日からは、いよいよ農園を訪ねます。

私たちがずっと扱ってきたあのコーヒーが、どんな大地で、どんな人の手から生まれているのか。

その続きは、また次の読みものでお届けしますね。


あなたのことも、教えてください

FUKUSUKE COFFEEの読み物は、私たちが一方的に「伝える」ためのものではなく、みなさんと一緒につくっていきたいと考えています。

・このコーヒー、どう選べばいい?
・プレゼントで失敗しないコツを知りたい
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・こんな話、読んでみたい
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などなど、どんな小さなことでも大丈夫です。

ふと感じた疑問や、知りたいこと、悩んでいることを、そっと教えてください。

いただいたお声は、次の読みものや商品づくりのヒントとして、ひとつひとつ、大切に活かしていきます。


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