Fukusuke Coffee

はじめてのコーヒーギフト|選び方の基本ガイド

コーヒーを贈りものに選ぼうと思ったとき、ふと不安になることはありませんか?

「相手の好みがわからないけど、大丈夫かな…」

「豆と粉、どっちを選べばいいんだろう」

「せっかく贈るなら、喜んでもらいたいのに」

そんなふうに迷う瞬間が、誰にでもあるのではないでしょうか。

お店にもよく、こんなご相談をいただきます。

「義理の両親にコーヒーを贈りたいんですが、好みが全然わからなくて…」

お気持ち、よくわかります。

大切な人に贈るものだからこそ、「好みに合わなかったらどうしよう」という不安な気持ちが生まれますよね。

でも、大丈夫。

これからお話しする3つのポイントを押さえておけば、コーヒーギフト選びの不安はぐっと軽くなります。


目次

まず考えたい3つのこと

コーヒーギフトを選ぶとき、私たちがお客様にいつもお話ししているのは、「相手」「シーン」「予算」の3つから考えてみましょう、ということです。

どれも難しいことではありません。

ひとつずつ、一緒に見ていきましょう。


1. 相手のことを思い浮かべてみる

贈る相手は、どんな方でしょうか。

コーヒーをどのくらい飲まれる方か、忙しい毎日を過ごされているか、おうちでゆっくり過ごす時間があるか。

「そこまで詳しくわからない…」という方も、心配しなくて大丈夫です。

わかる範囲で構いません。

相手の暮らしを少しだけ想像してみてください。

相手のコーヒー環境がわからないとき

お店でよく聞くのは、こんなケースです。

「相手がコーヒーメーカーを持っているかどうか、わからないんです」

このようなときは、「ドリップバッグ」を選んでみてください。

ドリップバッグとは、1杯分のコーヒー粉がフィルターにセットされていて、カップの上にのせてお湯を注ぐだけで 本格的なコーヒーが楽しめるタイプのこと。

特別な器具がなくても、カップとお湯があれば誰でも淹れられます。

だから、相手の環境がわからないときも、安心して贈ることができるんです。

コーヒーが好きだけど、好みがわからないとき

「コーヒーが好きらしい」ということだけわかっていて、でも具体的な好みまでは聞けない。

そんな場面も多いですよね。

そういうときは、「中煎りのブレンドコーヒー」を選んでみてください。

中煎りは、浅煎りの華やかさと深煎りの苦味のちょうど真ん中にある焙煎度合い。

苦すぎず、酸っぱすぎず、多くの方に受け入れられやすい味わいに仕上がることが多い焙煎度です。

また、ブレンドコーヒーは複数の豆を組み合わせてバランスを整えて作られることが多いため、どなたにも飲みやすく設計されていることが多いんです。

特に、そのお店やブランド名がついているブレンドコーヒーは、よりたくさんの人に楽しんでもらえるような味わいになっていることが多いので、お店の人に確認しながら選んでみるとより安心ですね。

味わいの偏りが少なめの「中煎り × ブレンドコーヒー」

この組み合わせを迷ったときの心強い味方として、覚えておいていただけると嬉しいです。

カフェインを気にされる方へ

妊娠中の方や授乳中の方、健康上の理由でカフェインを控えている方もいらっしゃいます。

そんな方には、「デカフェ」や「カフェインレス」のコーヒーを選ぶと喜ばれることが多いです。

最近のデカフェは技術が進んでいて、通常のコーヒーとほとんど変わらない美味しさを楽しめるものも増えています。

もし相手がカフェインを気にされているかもしれない場合は、選択肢のひとつとして考えてみてくださいね。


2. 贈るシーンを確認する

コーヒーギフトは、さまざまなシーンで贈ることができます。

お中元やお歳暮、お祝いのお返し、ちょっとしたお礼、誕生日のプレゼント。

シーンによって、選び方のポイントが少し変わってきます。

お中元・お歳暮として贈るとき

日頃お世話になっている方への感謝を込めて贈る、季節のご挨拶。

お中元は夏の暑い時期に届くので、アイスコーヒー用のリキッドタイプや、すっきりとした味わいのコーヒーも喜ばれます。

お歳暮は年末のご挨拶なので、温かいコーヒーをゆっくり楽しめるドリップバッグのセットなどが定番です。

目上の方に贈る場合は、のし紙をつけて贈るのがマナーです。

水引は紅白の蝶結びを選びましょう。

内祝いやお返しとして贈るとき

結婚や出産のお祝いをいただいたお返しとして、コーヒーを選ぶ方も増えています。

コーヒーは「消えもの」と呼ばれる、使うとなくなる贈り物のひとつ。

相手に気を遣わせすぎない、ちょうどよい贈り物として親しまれています。

内祝いの場合は、いただいたお祝いの3分の1から半額程度を目安に選ぶのが一般的です。

手土産やちょっとしたお礼として贈るとき

訪問時の手土産や、お世話になった方へのちょっとしたお礼。

そんなカジュアルなシーンには、1,000円から2,000円程度の小さめのギフトがちょうどいいですね。

ドリップバッグの詰め合わせや、おしゃれなパッケージのコーヒーなど、気軽に渡せるものを選んでみてください。


3. 予算の目安を決める

コーヒーギフトの価格帯は、500円程度のプチギフトから1万円を超える高級ギフトまでさまざまです。

シーンや相手との関係性に合わせて、予算の目安を決めておくと選びやすくなります。

予算別のおすすめ

1,000円前後なら、ドリップバッグ5〜10袋程度のセットが選べます。

ちょっとしたお礼やプチギフトにぴったりです。

3,000円前後なら、いくつかの種類が楽しめるアソートセットや、少し特別なブランドのコーヒーが選べます。

お中元やお歳暮、父の日・母の日のギフトとしてちょうどよい価格帯です。

5,000円以上なら、高品質なスペシャルティコーヒーのセットや、コーヒーとお菓子の詰め合わせなど、より特別感のあるギフトが選べます。

目上の方への贈り物や、大切なお祝いのお返しにおすすめです。


コーヒーギフトの種類を知っておこう

コーヒーギフトには、いくつかの種類があります。

それぞれの特徴を知っておくと、相手に合ったものを選びやすくなります。

ドリップバッグコーヒー

ドリップバッグコーヒー

1杯分のコーヒー粉がフィルターにセットされていて、カップにのせてお湯を注ぐだけで淹れられるタイプ。

特別な器具がいらないので、相手の環境がわからないときにも安心です。

個包装になっているものが多く、鮮度が保たれやすいのも嬉しいポイント。

「迷ったらドリップバッグ」 と覚えておいていただければ、失敗は少ないと思います。

コーヒー豆

コーヒー豆

焙煎されたコーヒー豆そのままの状態。

飲むたびに挽いて淹れることで、最も香り高いコーヒーを楽しめます。

ただし、豆を挽くための 「コーヒーミル」という器具が必要です。

相手がコーヒーミルを持っているか わからない場合は、豆ではなく「粉」や「ドリップバッグ」を 選ぶのが無難です。

コーヒー粉

コーヒー豆をあらかじめ挽いた状態。

ドリッパーやコーヒーメーカーがあれば、すぐに淹れることができます。

豆よりも手軽に本格的なコーヒーが楽しめるので、日常的にコーヒーを淹れている方への贈り物に向いています。

リキッドコーヒー

あらかじめ抽出されたコーヒーがボトルやパックに入っているタイプ。

そのまま注いで飲めるので、忙しい方にも喜ばれます。

夏場のアイスコーヒー用としても人気ですし、牛乳で割ってカフェオレにするのも美味しいですよ。

インスタントコーヒー

お湯を注いで溶かすだけで飲める、最も手軽なタイプ。

「インスタント」と聞くと少しカジュアルな印象があるかもしれませんが、最近はスペシャルティコーヒーを使った高品質なものも増えています。

忙しい方や、手軽さを重視する方への贈り物に向いています。


「豆と粉、どっちがいい?」の判断基準

「コーヒー豆」と「コーヒー粉」、どちらを選べばいいか迷う方も多いですよね。

実は、この選択は 相手の「コーヒーを淹れる環境」によって決まります。

豆を選んでいいのはこんなとき

相手がコーヒーミル(豆を挽く器具)を 持っていることがわかっている場合は、豆のままで贈ると喜ばれることが多いです。

コーヒー豆は、挽いた瞬間から 香りが失われていきます。

だから、飲む直前に挽く「豆」は、最も香り高いコーヒーを楽しめる形なんです。

コーヒーにこだわりのある方なら、豆で贈ると「わかってるな」と 思っていただけるかもしれません。

粉を選んでいいのはこんなとき

相手がドリッパーやコーヒーメーカーを持っていて、日常的にコーヒーを淹れていることがわかっている場合は、粉で贈っても大丈夫です。

豆を挽く手間がないので、忙しい朝でもさっと淹れられるのが良いところ。

ただし、粉は豆より酸化が早いので、できるだけ新鮮なうちに飲んでいただけるよう、飲みきれる量を選ぶのがポイントです。

迷ったらドリップバッグ

相手がどんな器具を持っているかわからない、ミルを持っているかどうかも聞けない。

そんなときは、やはりドリップバッグが安心です。

豆や粉を贈ったものの、「淹れる道具がなくて飲めない」となると、せっかくの贈り物が活かされません。

「相手の環境がわからないなら、ドリップバッグ」

この基本を覚えておいていただければ、失敗を防げると思います。


「好みがわからない」ときの選び方

お店でいただくご相談の中でも 特に多いのが、「相手の好みがわからない」というお悩みです。

そんなときのために、私たちがいつもお伝えしていることを まとめてみました。

ドリップバッグを選ぶ

何度もお伝えしていますが、相手の環境や好みがわからないときは、まずドリップバッグを検討してみてください。

器具がなくても淹れられて、誰でも失敗なく楽しめます。

中煎りを選ぶ

焙煎度合いがわからないときは、中煎りを選んでおけば間違いが少ないです。

バランスのとれた味わいで、多くの方に受け入れられやすい焙煎度合いです。

ブレンドを選ぶ

シングルオリジン(単一産地)のコーヒーは 個性が強いものもあるので、好みがわからない場合は ブレンドを選ぶと安心です。

アソートセットを選ぶ

いくつかの種類がセットになった 「アソート」や「飲み比べセット」は、好みがわからないときの強い味方です。

相手が自分で好みの味を見つけられますし、選ぶ楽しみも贈ることができます。


贈る前に確認しておきたいこと

コーヒーギフトを選んだら、贈る前にいくつか確認しておきたいことがあります。

賞味期限を確認する

コーヒーには賞味期限があります。

焙煎したコーヒー豆は、時間が経つにつれて風味が落ちていきます。

ギフトを選ぶときは、賞味期限に余裕があるものを選びましょう。

特にコーヒー豆や粉の場合、焙煎日から2〜3週間が 最も美味しく飲める期間と言われています。

ドリップバッグやリキッドコーヒーは個包装で密封されているため、比較的長く美味しさが保たれます。

量を考える

相手がどのくらいコーヒーを飲むか わからない場合は、少なめの量から選ぶのがおすすめです。

たくさん贈っても、飲みきれないまま風味が落ちてしまうともったいないですよね。

ご家族でお住まいの場合は、少し多めを選んでもよいかもしれません。

ざっくりの目安として、だいたい10gを1杯分として考えてみましょう。

1日1杯飲む方であれば、150gで2週間程度持ちますね。

ラッピングを確認する

ギフトとして贈る場合は、ラッピングやのし紙の対応を確認しておきましょう。

特にお中元やお歳暮、内祝いなど フォーマルなシーンでは、のし紙をつけるのがマナーです。

お手紙やメッセージカードを添える

可能であれば、お手紙やメッセージカードを添えるのもおすすめです。

「いつもお世話になっております」

「日頃の感謝を込めて」

「ゆっくりとしたひとときを過ごしていただけたら嬉しいです」

そんな短い言葉でも、気持ちが伝わるものです。

ただし、宅配便でお届けする場合は注意が必要なんです。

メッセージの内容が「信書(特定の受取人に対して意思を伝える文書)」に該当する場合、宅配便では送ることができません

郵便法では、信書の送達は原則として郵便等で取り扱うものとされており、配送会社様の規定でも、「荷物に関わる無封の添え状・送り状」以外の信書は送れないとされています。

そのため、FUKUSUKE COFFEEでは法令遵守の観点から、個別の宛名に向けたお手紙やメッセージカード(手紙に該当する内容)などの同封発送はお受けしておりません。

心苦しい気持ちもございますが、ご理解いただけますと幸いです。

もちろん、直接手渡しされる場合は問題ございませんので、ぜひ贈り物と一緒に添えてお渡ししてみてくださいね。


こんな失敗、していませんか?

お店でお話を聞いていると、過去に贈り物で失敗してしまった経験を話してくださる方がいらっしゃいます。

よくある失敗例をご紹介しますので、同じことを避けるための参考にしていただければと思います。

相手がコーヒーを飲めないのに贈ってしまった

「コーヒーが好き」と聞いていたのに、実はカフェインを控えている時期だった、ということがあります。

妊娠中や授乳中、健康上の理由でカフェインを制限している方も いらっしゃいます。

事前に確認できればベストですが、難しい場合はカフェインレスのコーヒーを選択肢に入れておくと安心です。

量が多すぎて飲みきれなかった

「たくさん贈った方が喜ばれるかな」と思って大容量のコーヒーを贈ったものの、飲みきれないまま風味が落ちてしまった。

そんな経験をお聞きすることがあります。

一人暮らしの方や、コーヒーを毎日飲むわけではない方には、少量でも品質の良いものを選ぶ方が 喜ばれることが多いです。

器具がなくて淹れられなかった

コーヒー豆を贈ったものの、相手がミルを持っていなくて淹れられなかった。

これも時々お聞きする失敗例です。

相手の環境がわからないときは、迷わずドリップバッグを選んでください。

このひと手間で、失敗はぐっと減らせます。


よくあるご質問

コーヒーギフトについて、よくいただくご質問にお答えします。

Q. コーヒーを贈るのは、マナー違反になりませんか?

コーヒーギフトは、どんなシーンで贈ってもマナー違反にはなりません。

お中元やお歳暮はもちろん、内祝いや香典返しにも選ばれています。

コーヒーは「消えもの」と呼ばれる、使うとなくなる贈り物のひとつ。

相手に気を遣わせすぎない、ちょうどよいギフトとして親しまれています。

Q. 喪中の方にコーヒーを贈っても大丈夫ですか?

お中元やお歳暮は、相手が喪中でも贈ることができます。

ただし、四十九日の忌明けまでは 控えた方がよいとされています。

忌明け後に贈る場合は、華やかすぎないパッケージを選び、のし紙は控えめなものにするのがマナーです。

Q. 目上の方に贈る場合、気をつけることはありますか?

目上の方へのギフトでは、のし紙をつけて贈るのが基本です。

お中元なら「御中元」、 お歳暮なら「御歳暮」と表書きし、水引は紅白の蝶結びを選びます。

また、あまりカジュアルすぎるパッケージは避け、きちんとした印象のギフトを選ぶと安心です。

Q. コーヒーと一緒に贈ると喜ばれるものはありますか?

コーヒーとお菓子のセットは、とても喜ばれる組み合わせです。

特に、焼き菓子やチョコレートなど、コーヒーと相性の良いお菓子を添えると、コーヒータイムがより豊かになります。

小さなお子さんがいるご家庭への贈り物なら、家族みんなで楽しめるお菓子セットが おすすめです。

Q. 「スペシャルティコーヒー」って何ですか?

スペシャルティコーヒーとは、栽培から抽出まで適正に品質管理された、高品質なコーヒーのこと。

生産地の特徴が味わいにしっかり表れていて、香りや風味が豊かなのが特徴です。

「せっかく贈るなら良いものを」という場合は、スペシャルティコーヒーを選ぶと、特別感のある贈り物になります。


贈り物に込める気持ち

ここまで、コーヒーギフトの選び方についていろいろとお話ししてきました。

「相手」「シーン」「予算」の3つを考えること。

迷ったらドリップバッグ、中煎り、ブレンドを選ぶこと。

これらを押さえておけば、コーヒーギフト選びで大きく外れることはないと思います。

でも、何より大切なのは、「相手に喜んでもらいたい」という気持ちです。

完璧な選択をしようとして悩みすぎる必要はありません。

あなたが相手のことを想って選んだコーヒーは、きっとその気持ちごと届くはずです。


おわりに

コーヒーギフトには、不思議な力があると思っています。

一杯のコーヒーを淹れる時間は、忙しい日常の中のひと息。

ほっと心が落ち着く、やさしい時間です。

あなたが贈るコーヒーが、受け取った方の日々にそんな時間を届けられたら。

私たちFUKUSUKE COFFEEは、そう願っています。

ギフト選びで迷ったときは、いつでもお気軽にご相談くださいね。

あなたの想いを届けるお手伝いができれば、とても嬉しく思います。


あなたのことも、教えてください

FUKUSUKE COFFEEの読み物は、私たちが一方的に「伝える」ためのものではなく、みなさんと一緒につくっていきたいと考えています。

・このコーヒー、どう選べばいい?
・プレゼントで失敗しないコツを知りたい
・浅煎りって、正直よくわからない
・こんな話、読んでみたい
・最近こんなことで悩んでいます
などなど、どんな小さなことでも大丈夫です。

ふと感じた疑問や、知りたいこと、悩んでいることを、そっと教えてください。

いただいたお声は、次の読みものや商品づくりのヒントとして、ひとつひとつ、大切に活かしていきます。


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