
カップに鼻を近づけた瞬間、ぐっと引き込まれるような香りが広がります。
赤ワインを思わせる、熟した果実の芳醇さ。
口に含むと、ダークチェリーの濃密な甘酸っぱさが舌の上に広がって、そこからじわりとレーズンのような奥行きが顔を出します。
酸味はかなりしっかりしていて、明るくて華やか。
でも尖った感じはなく、熟した果実そのもののような丸みを帯びた酸味です。
飲み進めるうちに、ふとりんごのような爽やかな風味が現れて、表情がころころ変わっていくのが楽しい。
一口ごとに「え、こんな味も出るの?」と驚かされる、まさに名前の通り"ヤバい"コーヒーです。

このコーヒーは、忙しい朝にさっと飲むにはもったいないかもしれません。
休日の午前中、予定のない時間にハンドドリップでゆっくり淹れてほしい一杯です。
温かいうちはワインやチェリーの華やかさが前面に出て、冷めてくるとりんごのような上品な甘さに変わっていきます。
この温度変化を追いかけながら飲むのが、個人的にはいちばんの楽しみ方だと思います。
ホットでじっくり味わうのがおすすめですが、暑い季節にはアイスにしても発酵由来の風味がぎゅっと凝縮されて、それはそれで面白い表情を見せてくれるはずです。
Don Eli農園は、コスタリカ・タラスの標高1,800mに位置する家族経営の農園です。

農園名は2代目オーナーのエリ・モンテロにちなんで名付けられ、現在は4代目のカルロスが家族とともに受け継いでいます。
カルロスは幼い頃からコーヒー農園で育ち、相場の大きな変動も経験してきました。

1970年代の好況と、その後の価格下落。
その浮き沈みを経て、「量ではなく品質で勝負する」と決意したそうです。
山々に囲まれたボウル状の地形と火山性の豊かな土壌が、この農園の品質を支えています。

そしてこのYABAIというコーヒー。
2016年のWorld Brewers Cup ChampionでPHILOCOFFEAを経営する粕谷哲さんと、台湾のエクスポーターTri-Up Coffeeさん、そしてDon Eli農園の3者が手を取り合って生まれた特別なロットです。
「ヤバいコーヒーを作りたいと思った、ただそれだけ」という粕谷さんの言葉通り、完熟チェリーのみをタンクに詰め、3〜7日間の嫌気性発酵を経て、28日間かけて丁寧に乾燥させる。
Don Eli農園の中でも特に長い発酵時間を設けることで、酢のような発酵臭が出ないよう低温で慎重に管理しながら、あの華やかな風味を引き出しています。

FUKUSUKE COFFEEでは、代表の三浦がPHILOCOFFEAの焙煎士・橋本さんと焙煎の勉強会でご一緒させていただいている縁から、Tri-Up CoffeeのEric Liaoさん(台湾Brewers Cup Champion)をお招きした勉強会でカッピングする機会がありました。
その中で出会ったこのコーヒーに「これはぜひうちで取り扱いたい」と感じ、仕入れさせていただくことになったものです。
焙煎では、アナエロビック特有の焦げやすさに細心の注意を払い、焙煎初期のエネルギーを慎重にコントロールしています。
浅煎りのコーヒーはよく飲むけど、まだ出会ったことのない味わいを探していらっしゃる方にはぴったりだと思います。
ワインやチェリーのような発酵由来の華やかな風味は、普段飲んでいるフルーティな浅煎りとはまた違った驚きがあるはずです。
「いつもと違う、ちょっと変わったコーヒーが飲みたいな」という気分の時にもおすすめです。
コーヒーの経験がある程度ある中級者から上級者の方に特に楽しんでいただけると思いますが、「とにかく面白い味を体験してみたい」という好奇心旺盛な方なら、経験を問わずきっと気に入っていただけるコーヒーです。
なお、浅煎りのほかに深煎りもご用意しています。
同じ豆でも焙煎度が変わると表情がまるで違うので、飲み比べてみるのも面白いと思います。
このコーヒーで注目してほしいのは、洋酒のような華やかさです。
温かいうちはワインやブランデーを思わせるリッチな風味が主役なのですが、温度が下がるにつれて、りんごのような上品で穏やかな甘さに変わっていきます。
一杯を通して変化を追いかけるように飲んでみてください。
ペアリングには、Bean to Bar Chocolateがおすすめです。

コーヒーと同じように産地ごとの個性が際立つBean to Barだからこそ、このコーヒーの華やかさと響き合ってくれます。
個人的には、ベリー系の酸味を持つチョコレートとの組み合わせが抜群でした。
発酵由来の風味×カカオの風味、ぜひ試してみてほしい組み合わせです。
このコーヒーが、あなたの日常にちょっとした驚きと、思わず笑顔になるような「福」を届けられたらうれしいです。
商品名: Costa Rica Don Eli Yabai
内容量: 150g
価格: ¥3,600(税込)
原産国: コスタリカ・タラス / Don Eli農園(Eli Montero)
品種: Catuai
標高: 1,800m
精製方法: Anaerobic Natural
焙煎度: 浅煎り(Light)
保存方法: 高温多湿を避け、冷暗所で保存してください
賞味期限: 焙煎日より4ヶ月(開封後はお早めにお召し上がりください)
発送: 入金確認後3営業日以内でメール便にて発送いたします。
※お届け日はご指定いただきかねます。
※焙煎日より10日以内の商品を発送します

FUKUSUKE COFFEEでは焙煎大会で日本一*となった焙煎士がコーヒー豆本来の魅力を最大限に引き出します。
また、国際的なコーヒー豆鑑定士の資格である「Qグレーダー」を保有しており、おいしいコーヒーをお届けするための専門的な知識を備えております。
スペシャルティコーヒーで"福"あるコーヒータイムをお届けしています。
※ 焙煎大会で日本一とは 1st Crack Coffee Challenge 2022と2025のでの優勝実績のことです。
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※いずれの場合も配送日の指定はできかねますので、あらかじめご了承くださいませ。
「初めてご注文いただく方からよくいただくご質問をまとめました」
コーヒー豆は挽いた状態で購入できますか?
もちろん、挽いた状態でもお届けしています。
ご注文時に「中挽き」「細挽き」からお選びください。
挽き目の参考としては、中挽きはハンドドリップやフレンチプレスなど幅広い用途でお使いいただけます。
細挽きはエスプレッソや水出しコーヒーでお楽しみいただきたい方に。
粗挽きは、当店のコーヒー豆とはあまり相性がよくないため、おすすめしておりませんが、ご要望の際はご注文時の備考欄にご記載いただけましたらご対応は可能です。
なお、豆のままでお買い求めいただく際は、ご自身でコーヒー豆を粉に挽いていただく必要がございますので、コーヒーミルをお持ちの場合にお選びください。
コーヒー豆の焙煎日はいつですか?鮮度はどうなっていますか?
出荷時点で焙煎日より10日以内の商品を発送することをお約束いたします。
お届けする商品パッケージの表面に焙煎日を記載していますのでそちらでご確認いただけます。
なお、焙煎日のご指定はお受け出来かねますので、何卒ご了承くださいませ。
賞味期限はどのくらいですか?
焙煎日より2ヶ月を目安にお楽しみいただくことをおすすめいたします。
コーヒー豆は生きているようなもので、日々風味が変化していきます。
豆の種類にもよりますが、焙煎日から2週間〜2ヶ月前後に味や香りが最も開くことが多いです。
ただ、そんなに慎重になる必要はなく、焙煎日から4ヶ月以内であれば、味わいの変化をお楽しみいただきながら美味しく飲み切っていただけるかと思います。
どのように保存するのが良いですか?
高温多湿を避け、光の当たらない涼しい場所(28度以下が目安)で保管してください。
開封後は、酸素や湿気から守るため、購入時の袋でしっかりとチャックを占めて保存いただければOKです。
冷蔵庫に保存する場合は、匂いうつりに気をつけ、冷凍する場合は使用する分量ごとに小分けにして保存して、使う分だけ解凍して使用してくださいね
何グラムを選べばいいか分かりません。
150gのコーヒー豆で、一杯10gで淹れると約15杯分のコーヒーをお楽しみいただけます。
濃いめがお好みの方は12gほど使われる方もいらっしゃいますので、その場合は12〜13杯ほどになります。
毎日1杯飲まれるなら、約2週間。週末だけのおたのしみにされるなら、もう少し長く楽しめますね。
毎日2杯以上飲まれたり、家族みんなで楽しまれる方は1kgなど大容量がお得に購入できておすすめです。
ギフトとして贈ることはできますか?
コーヒー豆ギフトを別途ご用意しております。
コーヒー豆ギフトのページよりギフト用の商品をお選びください。
ギフト用の商品は、ラッピングサービスや熨斗等のオプションもお選びいただけます。
コーヒー好きの方はもちろん、これから素敵なコーヒータイムを始める方へのプレゼントにもぴったりです。